ラジコンヘリ、ウォッシュアウトの役割ですが、スタビライザーはメインローターのピッチの入り方によって動きを変化させます。そのふたつの動きを同調させる役割を持っているのがウォッシュアウトです。ピッチを読み取るウォッシュアウトの役割ですが、コレクティブピッチもサイクリックピッチもそれぞれが果たす目的は違います。
どちらもスワッシュプレートを動かし、メインローターにピッチを入れています。スワッシュプレートにリンケージされていているウォッシュアウトは、スワッシュプレートの動きを読み、スタビライザーに適切な動きを伝達するという役割を果たしています。ウォッシュアウトは、スワッシュプレートの傾きだけを検知して、傾いた場合にはその量をスタビライザーにピッチ角として伝えるコレクティブピッチの場合は、スワッシュプレートが上下に水平移動します。
ウォッシュアウトはアコーディオン状に伸縮するだけで、スタビライザーは水平を保ちます。しかし、サイクリックピッチの場合はスワッシュプレートが傾き、ウォッシュアウトも左右でストロークが変化します。ストロークの変化の量によってスタビライザーのピッチ角が決定するわけです。サイクリックピッチ操作時のスワッシュプレートの傾きだけを読み取って、それをスタビライザーのピッチ角として伝えるのがウォッシュアウトの役割です。
ウォッシュアウトはラジコンヘリにとって革新的な機構だと言えます。ウォッシュアウトが発明される以前は、スタビライザーがないもの、固定ピッチシステムやスワッシュを固定しているものなど、さまざまな構成が考えられ、製品化されました。しかしウォッシュアウトの登場以降、ほぼすべての製品にウォッシュアウトが使用され、高い操作性を実現しています。現在ウォッシュアウトを超える機械式の操縦システムは、いまだ出現する気配はありません。
スタビライザーの修正率についてですが、ラジコンヘリはこの比率を変えることで、飛行の性質が変わります。傾いたメインローター回転面にスタビライザー回転面が追従する場合の機体は安定型。それに対して、メインローター回転面が追従しない場合、機体は機動性が高まり、ホバリングが難しくなります。スタビライザーの動きはメインローターとリンケージするポイントで変化する一般的なラジコンヘリのキットを説明書どおりに組み立てると、安定タイプの機体に仕上がります。
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